寺沼将彦が弟弟子の番手で1勝 ~京王閣競輪場~

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寺沼将彦
S級での地元初決勝を目指す
準決勝は隅田洋介の番手で連勝を狙う

 10月22日に初日を迎えた京王閣F1シリーズで、当所をホームバンクとする同門タッグが躍動。寺沼将彦(東京・111期)が弟弟子である鈴木薫(東京・115期)の番手から1勝を飾った。

 レースは前受けの鈴木が赤板過ぎに車を下げて、加賀山淳が先行態勢に入る。打鐘過ぎにすかさず巻き返した鈴木が加賀山を叩いて主導権を掴むと、寺沼が車間を空けて援護し最後は鋭く抜け出した。

 田谷道場で切磋琢磨する地元コンビは今回が初連係。寺沼はレース終了後、弟弟子の頑張りを称えて「全て(鈴木)薫がやってくれたおかげ。ワンツーを狙っていただけに悔しいですね。自分にもう少し技術があれば二人で決まっていたと思う。自分の調子は問題ないし、薫の分も決勝を目指して頑張ります」と準決勝へ健闘を誓ってくれた。

 寺沼は23日の第10レースに登場(15時14分発走)。S級での地元初決勝を目指して奮闘する。

及位然斗記者

2021年10月22日 17時48分

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