矢野昌彦が有言実行!! ~大宮競輪場~
前日に既報のとおり、12日(金)に最終日を迎えた大宮競輪F2シリーズ『テレ玉杯埼玉県150周年記念賞』で完全優勝してメモリアルの200勝達成を目指していた矢野昌彦(91期・栃木)が見事に結果を出した。
12レースに行われたA級決勝は、矢野にとって慣れない番手戦だったが、前を任せた地元の楠野史尭が打鐘過ぎから主導権を握る。別線からの巻き返しがないことを確認した楠野は最終ホームからスパート。3番手を確保していた日当泰之が2コーナーからまくると、矢野は番手まくりで応戦。日当に踏み勝って直線に戻り、関東別線だった水森湧太の強襲も押さえて押し切った。
長欠明けだった今期初戦は全く動けず厳しいスタートだったが、S級上位で戦っていた実力はやはりダテではなかった。着実に調子を上げていき、6場所目にしてらしさを完全に取り戻した。
2021年11月12日 17時25分
-
選手詳細データ
-
矢野昌彦 選手栃木・91期