矢野昌彦が節目の200勝と完全VのW獲り狙う ~大宮競輪場~

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矢野昌彦
復調の手応えあり、あとは結果を出すのみ
逃げ切り連発も決勝は地元の楠野史尭に託す

 12日(金)に、最終日を迎える大宮競輪F2シリーズ『テレ玉杯埼玉県150周年記念賞』。

 矢野昌彦(91期・栃木)は予選、準決勝と長走路では難しいとされる逃げ切りで連勝し決勝に進出。
 「だいぶ状態が良くなってきました。G1に出ていたころに比べるとまだまだですけどね。レースを走るごとに良くなっている感じがある」
 けがで今期のスタートは出遅れたが、前回の和歌山に続く連勝での決勝進出。S級上位で戦っていた存在感が戻ってきた。

 11レースのA級決勝には関東勢が5名進出。話し合いの結果、まず東京3人が結束。その後、地元の楠野史尭と話して決勝は前を任せることに。
 「関東の後輩が頑張ると言うなら任せる。でも番手回りは通算で10回あるかどうか。前に番手を回ったのは震災前の西武園で、磯田(旭)君に任せて番手まくりで優勝だったかな。まだS級点が狙えるし、勝てば通算200勝。それが優勝になれば記念になるし狙っていきたい」
 上昇ムードに乗って今期初Vを狙う。

角田祐馬記者

2021年11月11日 18時10分

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