人気の東矢昇太を撃破してのＶ

　1月12日に最終日を迎えた小倉競輪ミッドナイトシリーズは、メインのＡ級１、２班決勝戦で宮本龍一(福岡・92期)が中団確保から決め脚を発揮して優勝を飾った。

　レース終了後、宮本は「地元での優勝は初めてですね。スタートは得意なので、全力で取りに行きました。岡山勢がいくと思ったし作戦通り走れました。元々風が無いのが好きなので地元の小倉はいつも相性がいいですね」とレースを振り返り、地元との相性が最高の結果に繋がった様子。

　近況は持ち味のタテ脚にヨコの動きも加わり「幅が拡がったのは大きいですね。それで東矢君も中団にこだわらなかったと思うので。次は風の強い別府バンクなので、しっかり練習してまた結果を出せるように頑張ります」と変貌を遂げ、次走での健闘も誓ってくれた。
　
　また8レースに行われたチャレンジ決勝戦では牛田樹希斗(愛知・119期)が初優勝を完全Ｖで決めて「結果が出て嬉しいです。決勝でまくりに構えたのは初めてだったんですけど、あんなタイムが出るとは思わなかった。車間が空いてやらかしたと思ったんですけど、今まで先行で諦めずに最後まで踏む癖がついていたのでそれが出ました。これからもしっかりラインで決まる走りをして、ファンの方に納得してもらえるレースをしていきます」と喜びの声と共に、これからの抱負を語ってくれた。

• 選手詳細データ

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  宮本龍一 選手福岡・92期
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  牛田樹希斗 選手愛知・119期