地元G1控える渡邉一成が好調宣言 ~松戸競輪~

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渡邉一成
地元G1に向けてムードは最高潮だ
セッティングと乗り方がマッチ

 松戸ナイター競輪ガールズF1は最終日が26日(火)に行われる。初日特選、準決勝と逃げ切り連発で優出を決めた渡邉一成(福島・88期)から好調宣言が飛び出した。

 準決勝は別線に警戒されるなかで、打鍾過ぎから一気のカマシで別線を寄せ付けなかった。「警戒されてたから、けん制もできない外を行こうと思ってました。我慢して踏んでいればコーナーで出切れるので」。本人も納得のレースだったようだ。
 「ダッシュのところはそれほどでもなかったけど、そこからの伸びは良かったですね。自分の調子が上がっているのと、乗り方ですね。セッティングに合うような乗り方。それが噛み合った。今開催は初日、準決といいレースができている。だから、決勝も結果を追い求めるんじゃなくて、内容を求めたい」
 この次には地元、いわき平でのG1、日本選手権競輪が待っている。
 「今回はここ一年の中でも一番調子がいいかもしれない。去年は5月の全プロの落車から調子を崩した。競輪祭の決勝に乗ったけど、その時も調子自体は良くなかったですから。不思議ですね。地元のダービーが近づいてきて、自然と調子が上がってきた」
 準決でマークした竹内智彦(宮城・84期)には「(渡邉)一成には何十回も付いてるけど、今日が一番強かった。ヤバい」と言わしめた。大一番を見据える渡邉が、超抜の仕上がりを見せている。

熊谷洋祐記者

2022年4月25日 22時06分

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