久木原洋は初挑戦のダービーで手応え実感 ~大宮競輪場~

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久木原洋
大舞台を経験して成長した姿をみせる
未勝利ながら収穫はあった

 5月25日(水)から大宮競輪場でF1シリーズが始まる。S級の主力選手が集う最終12レース、初日特選にのった地元の久木原洋(埼玉・97期)に注目したい。

 久木原は前回、ダービーこと日本選手権競輪に初出場。これがデビュー12年目で初のG1出場だった。未勝利に終わったものの、一次予選は後方からの鋭いまくりで3着に入り突破。二次予選で敗退するも、最終日には三谷竜生をまくってみせるなど、初G1と思えぬ存在感を示していた。「初めてのG1だったけど、やれた方かな。警戒されてなかっただけかもしれないけど、行ける所で行けて力を出せたので。自分的にはやることはできた」

 「最近は西武園で練習することが多くて」と久木原も埼玉勢に活気を与えている“平原道場”で成長を遂げた一人。「(初のG1でも)練習仲間が多かったのでリラックスできました。またあの雰囲気で走りたいですね」と大舞台を経験して、大きな刺激を受けたようだ。

 今回は地元戦、「どっちかというとサンサンの方が成績が良いけど、地元なので。頑張りたいです」と気持ちを引き締めた。

角田祐馬記者

2022年5月24日 16時45分

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