準決勝進出の27名が決定 ~奈良競輪場~
久木原洋、石原颯がシリーズ3連勝をかけて激突
施設整備等協賛競輪in奈良「秋篠賞」2日目の4月30日は初日とは打って変わって晴天に恵まれた。朝から強風は吹き荒れたが、それでも機動型が33バンクを舞台にスリリングなスピードレースを展開。シリーズを盛り上げた。
連勝で勝ち上がったのは久木原洋(埼玉・97期)、石原颯(香川・117期)、中西大(和歌山・107期)の機動型3人。久木原は二次予選7レースをロングまくりで圧勝。G3で初めて準決勝に進出した。
「風が強いのもあるし、展開もラッキーでした。みんな脚を使っているのに自分だけ脚をためられました。去年の12月くらいからガラっと練習方法を変えて、バンクで毎日、乗るようになりました。平原(康多)さんにも乗り方とかいろいろアドバイスをいただいています。聞けば、その経験を惜しみなく教えてもらえる。その成果が出ていると思います。点数が上がってきて、やる気も出てきている。今回はチャンスなので、決勝に勝ち上がれるように頑張ります」
続く二次予選8レースは石原颯が力強く逃げ切り、2度目のG3挑戦で準決勝に勝ち上がった。
「行くところは決めてました。風はホームだけで、直線が短くて楽でした。昨日(初日)がペースで駆けて、今日(2日目)はハイペースな感じだったんですけど、どちらも使えそうですね。今回は狙っていこうと思っているので、決勝には乗りたいです」
3日目準決勝の9レースは久木原と石原が激突。さらに佐藤幸治(長崎・92期)、高久保雄介(京都・100期)もいる細切れ戦でレースはかなり激しくなりそう。ファイナル進出をかけたバトルは必見だ。
なお選手の欠場に伴い、3日目は12レース制から11レース制へのレースカットを実施しています。また今シリーズは無観客での開催となっています。テレビ、インターネット中継などでの観戦をお楽しみください。
2021年4月30日 19時27分
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選手詳細データ
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久木原洋 選手埼玉・97期
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石原颯 選手香川・117期