新田康仁が500勝を達成 ~函館競輪場~

photo-44607
新田康仁
番手回りが多い近況もタテ脚は健在。まだまだ白星を積み重ねる
来期はS級1班

 6月22日から函館競輪場でFⅠナイターが開催されているが、2日目の第4レースで新田康仁(74期・静岡)が500勝を達成した。レースは目標の布居大地(111期・和歌山)が菅野航基(119期・宮城)に叩かれたが、布居が番手の棟方次郎(73期・青森)を捌き菅野を追う形になると新田が2センターから踏み込み突き抜け嬉しい500勝を決めた。

 新田は今期は26年ぶりのA級も6月の松阪と取手で完全V。今回はS級特別昇級がかかっていたが、初日特選で3着だった。過去には高松宮記念杯競輪で準V、サマーナイトフェィスティバルで優勝もある実力者で、48歳となった今も冷静なレース運びとタテ脚は衰えていない。来期はS級1班に返り咲くので気持ちをもう一度高めるだろう。500勝はまだ通過点だけに今後も期待が持てるはずだ。

木村貴宏記者

2022年6月23日 16時57分

開催情報

ページトップへ