京王閣バンクには初登場

　7月5日（火）より京王閣競輪場で『富士通Fカップ＆サンスポ杯』がF1シリーズで始まる。
　
　注目は11レースに出走する関東の大砲候補と期待の高い吉田有希（茨城・119期）。京王閣競輪場には今回が初登場だ。

　前回は高松宮記念杯を走り、初めてG1の舞台を経験した。「高松宮記念杯はウィナーズカップより良かったと思う。レースの流れも良かったので」とウィナーズカップ以来のビッグレース出場となったが、手応えをつかんだ様子。

　戦えた要因として挙げたのは体重の変化だった。「去年の（11月）平塚で初優勝したあたりの体重に戻した。前回（高松宮記念杯）が終わってからよりベストに近づき、そしたら練習でもダッシュが出てきました。武田（豊樹）さんにも『自分のベスト体重を知ることが大事』と教えてもらった。一度、増やしてから減らしていって試していくことでわかると言ってくれたが、増やすのも簡単じゃない。太れるのも才能だって」と超一流からのアドバイスを得て、理想のコンディションにもっていく方法を学んだ。

　「7車立てだからって力任せにいくだけでなく、レースの流れに乗っていきたい」と冷静な走りでライン決着を演出すべく初戦に臨む。

• 選手詳細データ

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  吉田有希 選手茨城・119期