「レースをみててバンクが重そうだなと思ったけど、走ってみて軽かった」

　12月12日（木）から玉野競輪場で大阪・関西万博協賛 広島競輪開設72周年記念in玉野『広島ピースカップ』GIIIは初日が終了。冬の重たいバンクと風の影響でまくりが多く決まり、先行選手が苦戦する中、第9レースで吉田有希（茨城・119期）が唯一、逃げ切りを決めた。

　「今日はスタートで決まったなって思います、正直。落ち着いて前も見えていてごちゃついたのもわかって、緩むところを目掛けていけた。レースをみててバンクが重そうだなと思ったけど、走ってみて軽かった。タイムはそんなだと思いますけど」とライン3人で上位を独占したレースを振り返り満面の笑み。
　「踏み直せている感じもあった。後ろから抜かれても3着には残れるだろうと。良い踏み直しができた。練習での調子が悪くて、千切れたりしていたけど、レースでは問題なく動けた。寒さの中で体を動かしてレースに挑むのが大事。そこがうまくいった」と直前の練習の感じでは不安があった様子だが、持ち前の先行力を存分に発揮して自力ある雨谷一樹を振り切ることができて納得の表情を見せた。
　近況の記念開催は2日目で苦戦を強いられているが、今開催のデキなら準決勝への勝ち上がりも十分に可能だろう。

　2日目の吉田有希は7レースに登場。発走予定時刻は13時35分となっております。

• 選手詳細データ

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  吉田有希 選手茨城・119期