決勝は吉田有希の迫力の走りに期待 ~京王閣競輪場~

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吉田有希
状態は日に日に上向いている
七夕の夜に輪界の新星が輝く

 7月7日(木)に開催最終日を迎える京王閣競輪『富士通Fカップ&サンスポ杯』。

 吉田有希(茨城・119期)は初日に突っ張り先行でラインで確定板を独占。準決勝では坂本紘規を力ずくで叩き切ると、援護した木暮安由には差されたがワンツー決着に導いた。「出切ってからバックの向かい風が強くてキツかった。長い距離をもがいて残れているし、日に日に良くなっている」と初日より状態は上向いており、決勝へ向けてコンディションが整いそうだ。

 決勝は初日特選から連勝で勝ち上がった高橋晋也との対戦に注目が集まる。過去に一度対戦があり、その時は逃げ切っているが、高橋は番手回りの競走だった。自力同士での対決は今回が初めてとなり「高橋さんも調子が良さそうですからね。先行争いをしていく覚悟でいきます。こっちの方が枠がいいし(高橋を)出さないつもりで。2分戦なのでスプリント勝負みたいになると思う。出し惜しみせず頑張ります」と好調な強敵相手に臆することなく、決勝も力強い走りでみせる。

角田祐馬記者

2022年7月6日 21時30分

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