「4連覇」を狙う園田匠が決勝進出 ~小倉競輪場~

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園田匠
持ち味の鋭脚で直線勝負にかける
決勝戦は犬伏湧也の3番手から強襲を狙う

 8月1日から小倉競輪場で開催されているF1シリーズ「第16回吉岡稔真カップ争奪戦」は明日3日に最終日を迎える。師匠の冠レースを3連覇中の園田匠(福岡・87期)は準決勝を1着で突破し、4連覇へ王手をかけた。

 準決勝を終えた園田は「岩谷を残したかったけど2コーナーでキツそうでしたね。内と外から来ていたし、踏ませてもらいました。昨日から比べても良くなっているし、決勝は更に良くなるかな」と日ごとに調子は上向いており、手ごたえも上々。

 決勝戦は犬伏湧也(徳島・119期)が先行一車となり、悩んだ末に3番手を選択。「犬伏君には玉野の準決勝で3番手を回っているし、小川君にも世話になっている。3番手を取り合うレースなら最初からそこに決めていくしかない。3番手から突っ込めるように」と徳島勢の後ろを決断した理由を教えてくれた。

 S級決勝戦は最終12レース(発走予定時刻20時35分)に行われる。「4連覇」を狙い、直線勝負に全てをかける。

及位然斗記者

2022年8月2日 22時00分

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