地元勢がファンの歓声に応える ~小倉競輪場~

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園田匠
副賞のダイヤモンドを獲得
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北津留翼
地元のメディアドームで羽ばたいた
ダイヤモンドの輝きを見せた園田匠

 小倉競輪場を舞台に行われている『第63回朝日新聞社杯競輪祭』。開催4日目の21日(日)は、二次予選AとBに、ダイヤモンドレースが行われた。

 11レースの二次予選Aで北津留翼(福岡・90期)が衝撃的な逃げ切り勝ちを決めると、メインの12レースでは園田匠(福岡87期)が山田庸平の番手まくりを追走から鮮やかな決め脚を発揮してダイヤモンドレースを制した。地元勢の活躍に、小倉のメディアドームはファンの歓声と温かい拍手に包まれた。

 北津留は「残り1周でいっぱいになってきつかったけど、すごい声援もあったし頑張った。後ろは(山田)ヒデさんだし、残してくれると。(橋本)強さんまで付いてくれてラインのおかげです」と、ファンの声援と、ラインの絆でゴール前でも力強く踏み直した。

 直後の12レースを走った園田は「前のレースで翼と、ヒデが頑張っていた。お客さんの声援も温かくて、そのおかげで勝てました」と、北津留と同様にファンの声援が最後の直線で後押しになっていることは間違いない。

 地元の2人は明日の準決勝でも連係。園田は「2人で決勝に乗りたい」と、気を引き締め直して臨む。

小山裕哉記者

2021年11月21日 22時31分

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