寺沼拓摩がライン決着へ集中 ~立川競輪場~

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寺沼拓摩
準決勝は初日特選の反省を生かす
復帰初戦は鋭いまくりで2着

 立川競輪場で開催されているF1シリーズ。8月22日に初日の開催が行われた。
 A級の寺沼拓摩(東京・115期)は6月の久留米記念2日目に落車して今回が復帰戦。5レースのA級初日特選に出走すると、後方から鋭いまくりを披露して自身の状態をアピールした。
 レースを終えた寺沼は「仕掛けるのが遅くなってしまった。脚をためただけであの展開なら1着を取らないといけなかった。鐘で高橋成英さんを入れてしまったことでカマすタイミングがズレてしまって、前も駆けちゃったからいけなかった。そこからは落ち着いていけたんですけど」と連対を果たすも内容には猛反省。周りの選手から『直前の練習で仕上がっていた』との声もあったが「自分としては普通でしたよ」と冷静だ。

 23日の準決勝は5レースに登場。「今回、復帰するにあたってしっかりと練習してきたから準決勝こそは力を出し切るように組み立てたい。準決勝は練習仲間の内田(玄希)さんと一緒なので」と気合を入れ直す。一走したことで、レース勘も思い出したはずで、今度こそ豪快な巻き返しで内田と地元決着を決める。

池端航一記者

2022年8月22日 18時26分

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