寺沼拓摩が特進に王手! ~小倉競輪場~

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寺沼拓摩
準決勝を危なげなく突破しガッツポーズ
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決勝でタッグを組む山原(左)と寺沼(右)
怒涛の勢いで目下8連勝

 4月12日(月)から小倉競輪場で開催されているF1シリーズは14日(水)に最終日を迎える。A級の寺沼拓摩(東京・115期)は初日に突っ張り先行で逃げ切ると、準決勝は豪快なまくりで前団をのみ込み8連勝を達成。S級への特別昇級にリーチをかけた。

 「師匠(田谷勇・54期引退)から今開催で(特進を)決めてこいと言われている。もちろん、自分も意識しています」と前検日から熱く語っていた。決勝戦のメンバーが出揃うと「山原(利秀)さんが付いてくれてラインができるのはありがたいですね。単騎よりも走りやすくなる。同期たちがS級で戦っているし、自分も早く追いつきたい。ここまできたら追い込みでも何でもいいから何が何でも勝ってS級に上がる。周りからのプレッシャーはかなり凄いけど、気持ちで走ります」と王手をかけて俄然、勝ちに徹する構えだ。寺沼3兄弟(長男・将彦111期、次男・伊織115期)の三男坊が怒涛の仕掛けでS級への特別昇級をつかみ取る。
 注目のA級決勝は11レースで発走予定時刻は19時55分、¥JOY×プロスポーツでの締め切り時刻はレース発走の5分前となります。

池端航一記者

2021年4月13日 19時02分

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