大きい競走を心掛ける

　大宮競輪場では11月11日からFⅡシリーズ、モーニング開催が行われる。注目は今シリーズでA級1、2班への特別昇班をかける地元の新鋭・加藤将武(埼玉・121期)だ。

　前回の宇都宮決勝は同期同県である中山拓人の番手。中山は後方になって失敗したが、加藤は内を突いてコースを縫って強襲しV。前々回の大垣に続いての完全Vを決めて今回は特別昇班シリーズとなった。「(前回の宇都宮Vは)諦めない気持ちでしたね。前で戦いたい気持ちもあったけど感じは悪くない」と話すが器用さもあるようだ。

　特別昇班に話を向けると「特別昇班のことを意識すると競走が小さくなる。自分の競走をして結果が付いてくれれば」と自然体で走る様子。
「今回はバック数が多い選手を調べてきた」と対策も万全。強気の競走で初日予選を突破する。

• 選手詳細データ

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  加藤将武 選手埼玉・121期