準決勝は立部楓真との2分戦

　3月14日から小倉競輪場でミッドナイト競輪F2ガールズシリーズが開催されている。6レースに登場した船瀬惇平（広島・111期）は後位のもつれを尻目に、堂々の押し切り勝ち。A級上位戦で初優勝したゲンのいいバンクで好スタートを決めた。

　初日を終えた船瀬は「小倉はスピードに乗ってくれるし走り易いですね。粘らせてしまって後ろには申し訳なかったですけど、しっかり最後まで踏み切れた」と相性のいい当所に、手応えは上々。

　近況は先行力が戻り、復調の気配を見せており「広島バンクが使えなくなってからは、街道練習をメインにやっていて。最初は70キロぐらいの距離から初めて、今は100キロぐらい乗りこんでいます。こんなに乗っているのはアマチュアの時以来ですね。一人でやったり、タイミングが合えば西岡（拓朗）さんと一緒に乗ったりしています。最近は競走でも楽になってきたし、効果は出てきていると思う」と練習方法を変え、効果はてきめんの様子。

　準決勝も強化している持久力で、颯爽と風を切る。