窮地乗り越えた河野通孝が眞杉匠の番手回り ~松戸競輪~

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河野通孝
まさかのピンチをタテ脚で攻略
初日はまくりが炸裂

 松戸競輪F1ナイターは24日(日)に初日が行われた。11Rは本線に推されていた機動型の蕗澤鴻太郎が当日欠場。目標を失った河野通孝(茨城・88期)だったが、会心のまくりを放って窮地を自らの脚で脱した。

 蕗澤がまさかの当日欠場。絶好の目標を得たと思われた河野が、いきなり苦境に立たされた。立ち回りが注目されたが、選手紹介ではどこのラインにも付かずに春日勇人の前回りを示唆した。レースでは巧みに中団中団を回って、まくり一閃。タテ脚の違いを示した。

 「昼ぐらいに蕗澤君がすごい申し訳なさそうな顔で欠場するって言いに来たんですよ(笑)。それで、これはヤバいなって。春日さんも付いて下さるってことだったんで、自分でなんでもやろうと思ってました。とは言っても、やれることは限られてる。結果的にはまくれたけど、もしまくれなかったら(スピードが)合った所に降りるとかも考えてました。あとは、残り一周くらいで緩んでれば(仕掛けに)行っちゃっても良いかなとか。そういう風に考えていたのが良かったのかもしれないですね」

 窮地を乗り越えると、準決は12Rで眞杉匠の番手をゲットした。「眞杉君は強過ぎるから…」と緊張の面持ちでいると、初日に眞杉と連係した宿口陽一がひょっこり現れて「前だけ見て付いてりゃ全部合わせてくれるから大丈夫」と、なんとも拍子抜けのアドバイス。が、たしかに眞杉は宿口に一切仕事をさせずに逃げ切っている。波乱の初日をクリアした河野が、今度はご褒美?の大名マークで決勝進出となるか。

熊谷洋祐記者

2023年9月24日 21時28分

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