地元でVを狙う小林申 ~取手競輪場~

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小林申太
地元Vを決めて来年に弾みを付けたい
今年を良い形で終えたい

 モーニング開催が行われている取手競輪場では23日に2日目の競走が行われ準決勝の第6レースでは小林申太(茨城・101期)が勝利。地元で決勝に進出した。

 レースは目標の尾崎悠生(埼玉・113期)が赤板前で後方で仕掛け、小林は連結を外してしまったが立て直すと最終バック前からのまくりで勝利を決めた。
まずは「尾崎君に悪いことをしてしまった」と反省の弁。それでも今回からは新車で「練習では乗っていました。整えてからは前に前にと動けたし乗りやすい。タイムはバンクが重いから、そうでもないけど2日間動けている」と手ごたえをつかんでいる。

 決勝は関東4車で結束。小林は菅谷隆司(東京・96期)の番手を回ることになった。関東4車の先頭で走ることになった菅谷は「ライン4車になったのは大きい。2日目のように早めに仕掛けます」と責任感が増した様子。一方の小林は「菅谷君がまくりになっても何でもいい。菅谷君には僕にはできないことがある。今年は今回が最終戦になるし良い形で終えたい」と話す。
良い形とはもちろん、地元でのVだろう。菅谷の仕掛けに乗って最高の形で終える。

木村貴宏記者

2023年12月23日 17時25分

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