初日特選を制した小林申太が勢いに乗る ~取手競輪場~

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小林申太
再度で伊藤慶太郎を目標に地元で連勝を目論む
今年は地元が最終戦でいい締めくくりを

 取手競輪場では27日から12レース制のモーニング開催が行われており、メインレースの初日特選では地元の小林申太(茨城・101期)が先制した伊藤慶太郎(埼玉・107期)に乗って番手差し。幸先よく一勝を決めた。

 小林は「オーバーワークで疲労があった。でも初日は展開も良かったけど走ってみて問題ない」と話し、地元戦で集中力が増す。
特に今年の最終戦が地元ということで良い締めくくりで終えたいだろう。

 準決勝は2分戦。小林にとっての朗報は法月成祐と大西健士の神奈川勢が伊藤-小林に加わること。「この2車は大きい」と小林は話す。
初日特選を小林が制したことで、小林は準決3着でも決勝には勝ち上がれることになる。そこに小林は異を唱える。
「3着でいいやとか思っていると4着になってしまう」と気を緩めることはない。あくまでもしっかり勝ち上がって準決を突破するつもりだ。
再度任された伊藤は「感覚は悪くない。後はサンの位置を修正。前橋(今年10月)の失敗がないように」と以前に小林と連係して失敗したことがあり、初日は連独占が決まっても、こちらも気を緩めない。東日本4車結束で地元・小林の最勝に期待したい。

木村貴宏記者

2024年12月27日 18時30分

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