5月21日に開催最終日が行われた武雄FIIモーニングの7レース・チャレンジ決勝に出走した治田知也（新潟・121期）が、前を任せた依田翔大（山梨・123期）の仕掛けに乗り、直線で抜け出して優勝を飾った。この優勝で治田は4月弥彦FII、5月川崎FIIナイターに続き3場所連続での完全優勝を達成し、A級2班への特別昇班を決めた。

　決勝戦は、依田が正攻法から突っ張ると、菊地圭（宮城・123期）が一気に巻き返して依田を叩き切る。依田は番手にハマり、バックで仕掛けるが菊地も踏み直す。治田は前のモツれを見て2センターから車を外に出すと、直線で抜け出して優勝を決めた。

　治田は前々期の失格が響いて今期は3班降班となっていたが、6度の優勝と123期生を相手に好成績を残した。また前期の1・2班戦では3度の決勝進出があった実力者で、昇班後すぐにでも活躍が見込めそうだ。

• 選手詳細データ

• 
  治田知也 選手新潟・121期