気持ちは切り替えている櫻木雄太 ~立川競輪場~

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櫻木雄太
1からのスタートで立川初戦に挑む
悔しさは練習にぶつけてきた

 立川競輪場では明日の13日から7レース制でのチャレンジ戦、モーニング開催が行われます。今シリーズの注目は機動力で勝る櫻木雄太(福岡・123期)だろう。

 櫻木は今年9V。5月は玉野、松山で完全V。前回の別府は特別昇班を狙うシリーズだった。しかし初日に赤板過ぎの1センターで菅藤智(群馬・95期)に押圧で落車させてしまい失格。特別昇班を逃してしまい、落胆は相当なものだと思い心境を聞いてみたが答えは意外なものだった。
 
 「(失格した別府)競輪場を出た時から気持ちを切り替えました」。相当な強い気持ちを持っている若者だ。しかも「悔しさをぶつけるところは練習しかなかったので」と中10日でしっかりと練習もできたようだ。

 櫻木は来期A級2班になることが決定しているが、6月30日に取手で行われるレインボーカップチャレンジファイナルに出走予定。九州地区では同期の佐藤壮志(熊本)もいる。そこで連係するかなど、少し質問してみた。
「自力でやると思います。自力の方が自信があるので。(チャレンジファイナルは)いい経験になると思う」。

 「関東で走ることはあまりないので」と話す櫻木だが、まずは明日の立川で力強い走りをファンに見せつけるはずだ。

 

木村貴宏記者

2024年6月12日 17時41分

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