西田優大が特別昇級を達成 ~京王閣競輪場~

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西田優大
S級への扉を自らの手で開く
包囲網を突破しS級進出

 8月21日(水)に京王閣競輪場で行われた『ウィンチケットミッドナイト競輪』の決勝で、西田優大(広島・123期)が優勝。これで7月岐阜、7月奈良に続いて3場所連続での完全優勝で、S級への特別昇級を決めた。123期では7月に特別昇級した山根慶太に続いて4人目のS級戦士となる。

 レースは前受けを選択し、押さえにきた同期の荒川達郎を受けて中団を取るも、梁島邦友と併走に。打鐘で下げて5番手になると、最終ホーム過ぎからスパート。中団から梁島が合わせて踏むも、後位にはまって3コーナーから外を踏むと直線で捕らえて1着。

 開催前から『意識はしないように』と言っていたが、準決後には「さすがにどうしても意識してしまう。緊張でかたくならないように」と表情がこわばっていたが、今回は特進経験のある才迫勇馬や佐伯辰哉といった同県の先輩もいたこともあり「話も聞いておきます」と環境にも恵まれていた。千載一遇のチャンスをモノにしただけに、S級での活躍にも期待したい。

角田祐馬記者

2024年8月22日 14時50分

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