勢いを取り戻す大高彰馬 ~取手競輪場~

一時はチャレンジ降班も考えていた
取手競輪場では明日の28日から12レース制でのモーニング開催が始まります。
ここでは前回の小倉で連勝で勝ち上がり勢いを取り戻してきている大高彰馬(福島・119期)に注目した。
大高と言えば一時は80点に近い点数。その理由も分からなかったが、今期の得点は90点近くに上がっている。どういうことなのだろうか。
「去年の3月に取手の開催があって、その後の8日にウエイトトレーニングをしていたら変な感じがあって腰が痛かった。6月に腰のヘルニア手術をしたけど8月は力が入らずダメ。9月、10月にやっとよくなったと。一時期はチャレンジ落ちも覚悟していましたから」。
あっと言わせたのが前回の小倉準決勝。徳永泰粋(熊本・123期)が先制。番手はタテ脚ある野口大誠(熊本・105期)で合わせて抜け出すも、
大高は5番手からまくって見せた。力ずく?いや、レースを見る限り軽快にといった方がいいだろう。
「あれはたまたまです」と謙遜するが、そうではない。あのレースを振り返り大高を称賛する選手もいた。
大高は練習の効果についても話し「相良(勝美・福島・70期)さんが誘導で引っ張ってくれているおかげ。冬でもいい練習ができています」と感謝する。今期は2班で予選スタートが続くが、この感じで行けばいずれは初日特選スタート、S級を狙ってくる時がくるだろう。その時を楽しみにしたい。
2025年2月27日 18時20分
-
選手詳細データ
-
大高彰馬 選手福島・119期