花田将司は知力で勝負 ~取手競輪場~

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花田将司
決勝は総力戦で一発を目論む
決勝は1番車で良かった

 取手競輪場では1日(土)に2日目の競走が行われた。A級1、2班戦も決勝のメンバーが出そろい花田将司(千葉・99期)は準決3着だったが、
初日特選2着の成績が功を奏して首の皮一枚を残して決勝に進出した。

 決勝に乗れたのは良かったものの、千葉勢は小野裕次(千葉・95期)と2人。花田は前で自在に戦うことを決意するのだが、
何やら番組の方に向かって手を合わせ祈り始めた。「1番車になりますように。初日特選は7番車。準決は2番車。だから決勝は」。
花田の祈り?が通じたのか、花田は決勝で1番車に。感謝の気持ちを込めてか、また手を合わせて祈りに入った。
 
 希望は叶ったが作戦はどうなのだろう。「道中は好位が欲しいけど、別線がやり合ってくれればいいね。前々回の川崎で肩と脚がダメ。
だから知力でカバーしたい」。
内枠に関しても「1番車だと好位置を取れると思う。2番車だったら1番車のこと、3番車だったら1番車と2番車のことを考えないといけない」。
道中は好位を占め、流れに応じた走りで何とかVへの糸口をつかみたい。花田の動向に注目したい。

木村貴宏記者

2025年3月1日 17時30分

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