鈴木謙太郎が完全Vに王手 ~大宮競輪場~

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巧さを発揮して完全Vを狙う
勝つレースはできるとキッパリ

 4月26日(土)から開催されている1、2班だけで行われているモーニング7は28日(月)に最終日が行われる。決勝で注目したいのは無傷で勝ち上がってきた茨城の支部長・鈴木謙太郎(茨城・90期)だ。

 「初日特選は狙っていた宮城勢の後ろから勝つことができたが、準決は何とか勝てたってレース。追い風を利用してバック取る感じで仕掛けるつもりだったが…。追い込みよりの選手になっているのは確かだし、夏目新吾君に(静岡・103期)しっかり見られていたのもあった。初日は1着なんだし、ここでカマシ打てればレースの幅が広がるのに躊躇した」とレース内容には不満が残ったようだ。

 決勝の組み立ては「1番車は嫌い(苦笑)。単騎で走って初日みたいに宮城勢の後ろにいるのが理想。同級生の須藤誠君(千葉・92期)が付きたいみたいだけど、自分は単騎のつもりで走ります」と巧い立ち回りから完全Vをつかみ獲りにいく。

 話は違うが支部長のことを聞いてみた。「支部長に就任して、そろそろ1年がたちますね。色々と茨城の選手のことを考え、2、3カ月くらいに1度トレーナーに来てもらって、練習メニューなど指導してもらっています。良かったら個人で契約してもらってもいいので」とやりたいことは、まだまだある様子だった。

永岡孝史記者

2025年4月27日 14時25分

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