自力だけではない橋本智昭 ~京王閣競輪場~

単騎戦でのVもある
京王閣競輪場では4日から7レース制のミッドナイト開催が行われており、5日に2日目の競走が行われた。メインレースの7レースでは今節得点トップの橋本智昭(宮城・99期)が勝利し決勝へ駒を進めた。
凄かったのは最終ホームでは後方からの仕掛け、合わせて中団から仕掛けた植原琢也(埼玉・113期)に合わされて不発になったかと思いきや、インまくりで勝利をつかんだ。
「外からではキツいと思って。空いていたので(内へ)入りました。合わされる時もあるし、そこでどう対処するか。強い人はいいけど、僕は自力でさんざんやってきた。普段は色々とやっていないこともしていかないといけない」。判断力も良かった。
決勝は栗本尚宗(千葉・113期)が橋本と連係するかに注目が集まったが、栗本は「(橋本とは)地区も違うので別で」となり橋本も単騎戦。少し不利もあるかもしれないが、
橋本は「単騎戦でのVもありますよ。確か打鐘で単騎で逃げました」とそこまで苦でもなさそう。
来期はS級が決まっているが、6月初旬には別府でのレインボーカップA級ファイナルにも出場する。激戦必至の決勝戦だが、ここでVをつかめば勢いが付くはずだ。
2025年5月6日 09時00分
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選手詳細データ
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橋本智昭 選手宮城・99期