さらなる上積みが込める吉田有希 ~豊橋競輪場~

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吉田有希
先行力は非凡
「新車は良さそうな感じがするし、いじったら良くなりそう」

 10月17日に豊橋競輪場で『アジア・アジアパラ競技大会協賛競輪』(GⅢ)の3日目が開催された。11Rには二次予選が行なわれて、吉田有希(茨城・119期)が登場。レースは吉田が打鐘3角からのロングスパートを敢行すると、自慢の強地脚で別線を完封。桑名僚也-佐藤壮とのライン決着に導いた。

 「内藤さんも結構、外々を踏んでいたしやる気があったので落ち着いて(引いてから)行きました。ジャンでは前が駆けていても無理矢理、行くつもりでした。レース前にハンドル周りを変えて低く感じた。その割には逃げ切れているし、体は悪くないのかなと。新車は良さそうな感じがするし、いじったら良くなりそう。(豊橋も)相性はいいので」

 今シリーズから新車を投入している吉田。感触は良好で、まだまだ上積みも見込めそうだ。準決は同じく好調な橋本優己やまくり脚冴える徳永哲人らが相手となるが、持ち味を発揮する展開に持ち込めれば再度の完封劇も十分にありそうだ。

髙野航記者

2025年10月17日 17時57分

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