コツをつかみ意外とイケる

　大宮競輪場では16日からFⅡシリーズが行われている、初日特選を制したのは後方からまくりを決めた滝本幸正(新潟・121期)だった。

　見方によっては前団のもつれがあってのまくりで本人は「他力で勝った」と話すが、まくり出た後に３番手でいったん谷田泰平とのもつれがあり、
そこから踏んでの勝利。動きは悪くないだろう。

　近況は連続Ｖと好調で「ペース配分のコツをつかんだ」のがあるだろう。
「以前は踏みっぱなしで末が無くなっていたけど、メリハリをつけペース配分をつかんだことで『意外にイケる』と」。おかげで成績も上がってきたようだ。
「ただ、まだ粗削りな部分があると思います。点数も上げたいし、そこは煮詰めていきたい」と話す。

　滝本は昨年の6月にS級特別昇級したが、今期はA級暮らし。またS級に復帰したい気持ちは強いはず。新たにパワーアップした滝本を見る日は遠くないかもしれない。

• 選手詳細データ

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  滝本幸正 選手新潟・121期