ガールズケイリン史上3人目の快挙

　8月29日に開催された岸和田競輪F2シリーズの2日目、6レースガールズ予選2で山原さくら（高知・104期）が豪快にまくって1着。通算400勝のメモリアル勝利を飾った。ガールズケイリンの400勝達成は石井寛子（東京・104期）、奥井迪（東京・106期）に続いて3人目の快挙だ。

　レースは前受けの吉岡詩織（広島・116期）がそのまま逃がされる形に。初手から3番手をキープしていた山原は最終2コーナーから鮮やかなスピードでまくって快勝。圧倒的な人気にしっかり応えた。

　山原はガールズケイリンの2期生、104期として2013年の5月にデビュー。強烈なまくりを主武器に勝ち星を積み重ね、16年3月にはガールズケイリンコレクション名古屋ステージを制している。通算優勝回数は71回。19年11月に卵巣嚢腫茎捻転の大病を患い、長期欠場を余儀なくされたが、20年5月に復帰してからは順調に回復している。
　30日は岸和田の最終日。6レースの決勝戦で女王の児玉碧衣（福岡・108期）を倒して完全復活をアピールする。

• 選手詳細データ

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  山原さくら 選手高知・104期