久米詩が激戦を制しV ~前橋競輪場~

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久米詩
優勝を決めて笑顔で写真撮影に応える
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4番車の久米がゴール線でハンドルを投げる
小林優香を破っての優勝

 10月17日に前橋競輪場でドームスーパーナイトレースの最終日が行われ、ガールズ決勝戦では久米詩(静岡・116期)が力強い逃げ切りで強豪揃いの一戦を制した。

 レースは前受けの久米詩が打鐘から突っ張って主導権を掴む。人気となった小林優香は最終2コーナーから車を外して反撃に出るが、土屋珠里が先に仕掛けて外々を踏まされる。軽快に駆ける久米が最後までペースを掴み、迫った小林を1/4車輪振り切った。

 レース終了後の優勝インタビューでは「スタートは最初から決めていました。2日目、3日目とスタートが取れたもののそこからの組み立てが良くなかったので。優香さんや美教さんが連勝できていたので、そこをいかに自分が仕掛けるかがポイントだった。ゴールした瞬間は分からなかったですけど、おめでとうという声が聞こえたので。今回で新車は3場所目なんですけど、1場所、2場所と自分でセッティングを出して、今回は直前に父に出してもらったので若干父の株が上がりました。8月中旬くらいから競輪祭にしぼって、モチベーションを高く持って練習できている。今回のレースで初心に戻って、自信も付いたのでモチベーションを保って競輪祭に向けて練習していきたいです」とレースを振り返り、今後の抱負を語ってくれた。

及位然斗記者

2021年10月17日 21時36分

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