ガールズグランプリを懸けた戦い ~小倉競輪場~

photo-35048
小林優香
ラストチャンスにかける小林優香選手
photo-35049
梅川風子
トライアルは2度優勝の実績がある梅川風子選手
ナショナルチーム対決に注目

 小倉競輪場で行われている『ガールズグランプリ2021トライアルレース』は20日(土)に決勝戦を迎える。

 グループBのアメジスト決勝11Rは、ガールズグランプリ3連覇中の絶対女王・児玉碧衣(福岡・108期)の連勝記録に注目が集まるが、グループAのトパーズ12Rは、年末のガールズグランプリ出場権をかけて白熱のレースになりそうだ。東京五輪に出場した小林優香(福岡・106期)、ナショナルチームの梅川風子(東京・112期)、2走目をインまくりで1着の奥井迪(東京106期)に、南円佳(鹿児島・116期)、石井貴子(千葉・106期)の5名は濃いメンバーの中で優勝がガールズグランプリの出場条件になった。

 昨年は2着でグランプリの権利を逃した小林優香は今年こそ、年末の舞台に出場するべく集中力を研ぎ澄ます。「初日にまくり、2日目に先行して脚の感触は確かめられた。決勝は1着を取れるように修正して頑張りたい。グランプリのラストチャンスでここに来ている。優勝を狙って集中していきたい」

 過去に2度の優勝実績がある梅川風子は5年連続のグランプリ出場に向けて自然体で臨む。「初日よりも2日目の方が良かった。(ナショナルチームで)練習してきたことをレースで出すのが最低目標。(2走目は)それができて良かった。グランプリは特別な舞台で走りたいが、今の現状を出し惜しみせずに、出し切ってその結果がグランプリにつながれば」

小山裕哉記者

2021年11月19日 22時50分

開催情報

ページトップへ