第2回競輪祭女子王座戦の決勝メンバーのコメント ~小倉競輪場~
今年最後のタイトル争いは激しさを増す
第2回競輪祭女子王座戦の決勝メンバーが出揃った。タイトル争いはもちろん、年末のガールズグランプリのメンバーもレース終了後に決まる。グランプリ出場するために、勝つしかないのが佐藤水菜、太田りゆ、當銘直美、梅川風子の4名。パールカップを制している石井貴子と、賞金ランク2位の尾崎睦はすでにグランプリの出場は当確している。
準優勝でもグランプリ出場の可能性を残しているのは久米詩で、グランプリ出場権を持った2人(尾崎、石井)が優勝することが絶対条件で、さらに現在賞金ランク7位の吉川美穂が当日欠場及び失格などによって最終日に賞金を上積みできないとギリギリで賞金ランク7位に食い込める。
決勝メンバー以外の可能性としては、確率的にはかなり低いが、権利を持っている2人が優勝して、久米詩が決勝3着以下の場合で、さらに吉川が賞金を上積みできなかった場合に、奥井迪が賞金を上積みなら吉川を上回ることができる。
決勝メンバーの意気込みは以下の通り。
①佐藤水菜「完璧に仕上げているわけではなく、不安はあるが、今までやってきたことを信じて頑張る。昨年は何でもやれる(GP権利があり)後ろ盾があった。自分の仕上がりに不安がある分、失うものは何もないと、自分のやりたいことをやりたい。競輪祭の1番車はうれしくもあり、苦しくもあり、難しい。しっかりと自力を出して頑張る」
②久米詩「風子さんの後ろを取れたらいいなと思っていた。(道中は)風子さんだけを見ていた。3コーナーでりゆさんがわかって、踏めたのが良かったです。(脚は)問題ないです。自分の力を出すことを前提にしっかり走りたい。何でもする」
③太田りゆ「差すっていうテクニックは足りなかったけど(新車の)自転車は良かったと思う。いつもなら落ち着きないレースをしがちだけど、だいぶ肝がすわってきたかなと。もちろんGI優勝が目標ですし、来年の競輪選手として勢いがつくと思う。グランプリにも出たいし、優勝を目指して頑張る。自力」
④當銘直美「パールカップは悔しい思いをしたので、明日は悔しい思いをしないように。自力選手がたくさんいるから、一番いい位置を狙って被らずに踏めたら。何でもする」
⑤梅川風子「レース中の意識でパフォーマンスの出し方に気を付けたが、あまり変わらなかった。チャレンジャーの意識で現状のパフォーマンスを発揮したい。発揮できないのが悔しいので。決勝は自由な位置をとりたい。連覇に挑戦できるのは素晴らしいこと。無駄駆けをしないように意識して自力自在」
⑥尾崎睦「昨年の決勝は何となく乗って何となく終わった。そこから2つ乗って3着しか取れていない。タイトルを目標に掲げてきたし最高の形で終われるように準備をしたい。自力で何でも」
⑦石井貴子「何とか首の皮一枚の勝ち上がりでした。悔いが残らないように走りたい。脚力以外の使えるものを全部使って総力戦で。自力自在に」
2024年11月20日 22時48分
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選手詳細データ
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梅川風子 選手東京・112期