柳原真緒がコレクション初優勝 ~いわき平競輪場~

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柳原真緒
2度目のコレクション挑戦で初V
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7番車の柳原は先にまくった児玉の外をまくった
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繰り上がり出場のチャンスを生かす

 5月4日、「第76回日本選手権競輪」の開催3日目が行われ、最終12レースの「ガールズケイリンコレクション2022いわき平ステージ」で柳原真緒(福井・114期)が優勝。柳原は2度目のコレクションでうれしい初優勝をつかんだ。

 「ゴールした時は実感がなかったです。4コーナーから(直線の)伸びきったところでやっと勝てたなって。最後に思いっきりハンドルを投げて気づきました」。2着の児玉碧衣とは3/4車身差であったが、最後の最後まで優勝を確信できないほどに力を出し切っていた。「児玉さんが前の前にいたので、動かなくて大丈夫かなと思っていた。児玉さんが行ってから行こうと。いつも出し惜しみして負けていることが多くて、今日は出し切ろうと思っていた」とプラン通りのレースを進められたことが勝因のひとつ。

 一年以上前から着実に力を付けてきたことが結果に結びついている。「ウエイトトレーニングは、1年以上前に始めて、フィジカルが上がると、自転車(の進み)も良くなる。数値も上がって、質もあがりました」。 

「(喜びは)師匠と親に報告をしたい。師匠は一日、一日アドバイスをいただいているし、レースが終わったあとは毎回振り返りをしていただいて、今日の展開も師匠と想像して、師匠の言う通りに走ったら勝てた」

 「今回獲っても、1年を走らないと、グランプリは確信できないので、これからも優勝を重ねていきたい」。前検日から語っていたが、今年の目標はガールズグランプリに出場すること。「毎回、自分に賭けてくれていたファンに恩返しができたと思う。オールスターのファン投票もしていただいて、これからも車券に貢献にしたい。守りに入らず、攻めた姿勢で優勝を重ねて信頼できる選手になれれば」。ガールズケイリンのビッグレースを一つ獲ったことに満足することなく、これから先もファンの支持に応えられるように走り抜く。

小山裕哉記者

2022年5月5日 17時34分

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