上昇気流に乗る久米詩 ~京王閣競輪場~
ロングスパートでも余裕の押し切り
3月3日(金)から始まった京王閣競輪場で『高木真備名輪会杯&JFN&スポニチ杯』ナイターシリーズ。
6レースから始まったガールズトーナメントだったが、それまでまくりや差しで決まっていたなか、9レースで久米詩(静岡・116期)が逃げ切り勝ちを決めた。
「緊張しました。バンクが軽かったので行ける所から行ければと思っていましたが、まさかジャン過ぎから行くことになるとは思わなかったです」と想定外の先行だったようだが、体が動いているからこそ仕掛けに迷いはなかった。
「ペースが緩んでいたところをいった感じで。落ち着いていつものペースでいこうといけました。ジャンからは初めてではないけど、それくらいだったので調子に乗ってハイペースでいかないように恐る恐るでした。ちょっとずつ脚が戻っている」と話す表情から余裕を感じた。準決勝、決勝へ向けてまだまだ余力はありそうで、鮮やかな走りを期待できそうだ。
2023年3月3日 22時00分
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選手詳細データ
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久米詩 選手静岡・116期