第1回パールカップの決勝メンバーが出揃う
連勝で勝ち上がってきた児玉碧衣と久米詩が火花を散らす
6月15日(木)に岸和田で行われる第1回パールカップの決勝メンバーが出揃った。初代G1覇者となるのは果たして。決勝進出を決めた7名のコメントは以下の通り。
①児玉碧衣「中団が取りたかったんで。中団から先行しても面白いかなって準備はしていたんですけど、山原さんが車を外に持ち出したのが見えたので、切り替えて自分のタイミングで仕掛けられればって。柳原さんも警戒していたので。昨日よりも踏み出しは軽かったですね。徐々に良くなっているなっていうのはあります。ゴールまで踏めていたと思う。自力」
②久米詩「基本的には前々にいたかったんで、そこだけでした。外併走でいて(打鐘の)4コーナーくらいまで誰も仕掛けなかったんで、1回前に出て様子を見ようと。脚の感じはすごく良くて、昨日(初日)よりスムーズに走れた。結果が出始めてからも、調子の良し悪しはある。けど、そのなかで勝ち切れているのは、自分でも成長しているからだと思う。自力基本に」
③小林莉子「内枠に点数のある選手が2人(久米、鈴木美教)がいたんで、どっちかの後ろにいたいなっていうのがありました。後方に置かれるよりも前々に行かなきゃって上がっていった。久米さんがうまくて強い。自分も(調子は)悪くないと思って来たんですけど、久米さんがノリノリですね。ゴール前の伸びが悪いですね。自在に動く」
④柳原真緒「本当はSを取りに行ったらさくらさんが来ると思っていたんで。もうやるしかないなって。坂口さんが思ったよりも早く来たので。結果的には良かったんですけど、入れて難しい展開になりましたね。(最終2センターで)那須さんの後ろがいなかったんで外に持ち出せて良かったですけど、バタバタしすぎて伸びていく感じはしなかったですね。自力自在」
⑤荒牧聖未「しっかり前々に攻めて、あとは自分の力を出し切ろうと。内に包まれて締まったので、(外に持ち出して)レースの流れに乗って冷静にいきました。自分が一番外だったので、踏み遅れないようにと。(脚の感じは)昨日(初日)より今日の方が良くなっている。前々で力を出し切る」
⑥坂口楓華「(児玉の前の)位置を取れてからは先行も考えていたので覚悟を決めて頑張りました。展開的に(まくられたのが児玉の)一車だけだったので粘るだけでした。(山原を)出したら終わると思って腹を決めて頑張りました。プライドを持って走りました。自分で勝負していくことをテーマにやっているので。自力で」
⑦那須萌美「あんな展開になると思っていなくて。落ち着いて位置を取ってと思っていて。脚はわるくないんですけど、3車併走になってしまって、そこを耐える脚力がなくて4着になってしまった。自分より実力がある選手が多い中で申し訳ない気持ちもあるんですけど、運があったのかな。いい位置を狙って」
2023年6月14日 18時17分
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選手詳細データ
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久米詩 選手静岡・116期