坂口楓華が会心の勝利 ~小倉競輪場~

photo-73705
坂口楓華
タイトル獲得へ好スタート
児玉碧衣がまさかの予選敗退

 11月21日(火)小倉競輪場で「第1回競輪祭女子王座戦」の初日が行われた。予選の11レースでは本命を背負った地元の児玉碧衣が敗れて波乱のレース。1着をつかんだ坂口楓華(112期・愛知)が会心のレースを振り返った。

 「(初手は)ひとつでも前にと。集中していて覚えていないです。(児玉)碧衣さんに勢いをもらって行かれるのは嫌だったので、前の方に進んでレースをしました。誘導のスピードが上がって前と車間が空いたけど、自分のもつところから行きました。正直、不安の中で走ったけど、ここを勝てないとタイトルはないって。碧衣さんは偉大ですし、乗り越えたいと思って、それがレースに出た。結果を出せて明日につなげられる。体調はいいです」

 タイトル獲得とGP出場を目指す坂口が地元の児玉を破り勢いに乗った。2日目の準決勝は12レースでガールズ最強の佐藤水菜に挑む。

 初日はナショナルチームの佐藤水菜、太田りゆ、梅川風子が1着で力を示す一方で、児玉碧衣のほかに、選考順位1位の山原さくら、ガールズグランプリ出場へ賞金ランキング3位の尾方真生が敗退する波乱があった。

小山裕哉記者

2023年11月21日 22時36分

開催情報

ページトップへ