ナショナルチームでトレーニングに励む

　ルーキーシリーズ2024の初日が、富山競輪場で5月3日（金）に行われた。ガールズ126期によるレースが、6レースと、7レースに実施され、7レースは在所1位で卒記クイーンの仲澤春香（福井・126期）が圧勝した。

　モノが違う。最終2コーナーからまくった仲澤は、一瞬にして前団をひとのみ。他の同期とは、明らかにスピードが違った。冷静な口調で、中澤自身はこうレースを振り返った。
　「ジャンで動きだして、自分も外で並んでどうしようかなと思ってたんですけど、伊藤（優里）さんが叩いて、片岡（美奈）さんも叩きそうだったので、ここで行ったら外に浮くなと思って一回（仕掛けを）待ちました。何回か仕掛けを迷ったし、久々のレースだったので反応が悪かったのは反省点です。上位のレースになると、仕掛けられるポイントが減っていくので、そういうところは逃さないようにしたい。でも、周りからも落ち着いていけば大丈夫と言われていたし、焦らずに行けたのは良かったかなと思います」

　2日目も7レースに登場。メンバー表を見た仲澤は「積極的に行く人がいない印象ですね。（先行も）考えて」と意気込んだ。競走訓練では先行で25勝と、今回生の中では断トツの数字をマークした。今度はロングスパートで、再びファンの度肝を抜く。

• 選手詳細データ

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  仲澤春香 選手福井・126期