石井寛子が悪夢払拭へ ~取手競輪場~

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石井寛子
実績は最上位だ
落車した取手で復活への足がかり

 取手競輪場で24日から3日間、F2が開催される。今シリーズはチャレンジ戦、ガールズケイリン、A級1、2班戦の3本立て。ガールズ5Rには17、24年と2度のガールズグランプリ制覇の実績がある石井寛子(東京・104期)が登場。8月当地で落車した悪夢を払拭し、本来のハイレベルなパフォーマンスが発揮できるか注目だ。

 年内ラスト開催に挑む石井は「予定では今回が今年最後。1年間の感謝を込めて一走一走、走ります」と決意を語った。

 今年は8月当地2日目に落車し、約2カ月間を棒に振った。悪夢を振り払う開催にもなるが「そのことは初日を走ってみてから話します」と、多くを語らなかった。まずは目の前の一戦に集中するのみだ。

 前回の玉野から中17日。玉野を走り終えた直後に体調を崩したそうだが「配分が空いていたので良かった」と前半は体調回復に努めたという。「後半は練習ができた。いつも通りの練習ができたけど、調子に関しては初日を走ってみてですね」と状態面について説明した。

 落車で苦しんだ昨年のガールズ女王は、今が踏ん張りどころ。今年最終戦を復活への足がかりにしてみせる。

小野祐一記者

2025年12月23日 15時38分

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