石井寛子のガールズグランプリ優勝報告会 ~立川競輪場~

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石井寛子
詰めかけたファンに感謝の気持ちを語る
「みんなの優勝だと思っています」

 1月6日、立川競輪開設73周年記念「鳳凰賞典レース」の3日目に石井寛子のガールズグランプリ2024優勝報告会が行われた。

 MCを務めた立川吉幸氏から「1週間たった、今のお気持ちを教えてください」との問いには、「2025年の一発目が京王閣で、そのことで頭が一杯でレースに向けて猛練習中です」と、一戦、一戦を大事にする石井らしい回答。ガールズグランプリ優勝の余韻に浸るというよりも、今は地元戦の優勝しか考えていない。

 坂口楓華の先行を交わしてゴールを駆け抜けた時に優勝を確信するも、その時の心境は興奮状態ではなく冷静そのもの。「ちょっと、言えないんですけど、ゴール後に走った選手の顔ってハアハアしてしまうじゃないですか。顔を意識してしまって、優勝できたと思ったけど、どんな顔をしていいかわからずに下を向いてしまって、顔を隠した感じ(笑い)。やっぱり、いろんな写真が出てて顔隠してよかったなって(笑い)」と詰めかけたファンもほっこりするようなエピソードを披露した。

 「その時も優勝はうれしかったんですけど、終わってから、私一人で優勝することはできなかったので、みんなの優勝だと思って。おめでとうって言われるのが、すごいうれしくて、その方たちのおかげだよって思っています。(優勝は)うれしいけど、みんなに喜んでもらえることが一番うれしい。みんな喜んでる?みたいな感じでした。2025年も応援してください。たくさん応援してもらえるように頑張りたいと思います。みなさんもお元気でめちゃくちゃ応援してください」

 石井は応援してくれる人、関わっている人、すべての人の力があっての優勝であったことを強調し、感謝の言葉を語った。

 今年もファンの応援を力に変えてレースを戦い抜いていく。

小山裕哉記者

2025年1月6日 14時30分

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