石井寛子がアルテミス賞を制す ~西武園競輪場~

photo-68967
石井寛子
後半戦に弾みをつける優勝
自らの力を信じて踏み合いを制した

 2023年8月16日、西武園競輪場で第66回オールスター競輪の2日目が行われた。第11レースのアルテミス賞は奥井迪が正攻法から先行態勢に入り。初手で後ろについた石井寛子が最終バックから発進。最後は梅川風子、石井貴子(106期)との踏み合いを制し、昨年3月のガールズケイリンレクション以来のビッグレース制覇となった。

【石井 寛子(1着)】
 「走り終わって、(優勝が)信じられないって感じでした。(初手は)一番前はいらないなって思って、その後ろって思ってました。(奥井迪が先頭だったのは)本当に理想で、奥井さんが来てちょっとビックリしました。(そのまま先行した奥井の掛かりは)いつも男子選手と練習させてもらってるんですけど、同じかそれ以上でした。本当にキツかったです。今年の失敗レースで(周りに)言われたことが、なんで後ろを確認しないのって言われてました。反省を踏まえて後ろを確認しなきゃって思いながらでした。バックで踏み出して並んだ時に3人(自分と奥井、梅川風子)のなかで一番練習してきた人が勝つって思った。練習をいっぱいしてきたから大丈夫って思いながら走りました。自分を信じてとしか考えてなかったです。(アルテミス賞は)やっぱり自分の力では出れないレースなので、お客さんとともに優勝できたって思いがすごく、また頑張ろうって気持ちになりました。(昨年3月の宇都宮のコレクション以来のビッグレース制覇で)久しぶりなんです。それもあって本当にうれしくて、ウルってなりました」

小山裕哉記者

2023年8月16日 21時44分

開催情報

ページトップへ