石井寛子選手が賞金の一部を寄付 ~佐賀県と千葉県へ~

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石井寛子
川崎競輪場にて笑顔でインタビューに応えた
ビッグ制覇の感謝をファンへ

 今年の8月25日松阪競輪場で開催されたガールズ決勝2着で、ガールズケイリン初の通算取得賞金1億円を達成した石井寛子選手(104期・東京)が、獲得した賞金の一部を以下の通り寄付したことを10月15日に発表した。
 寄付先  佐賀県・千葉県
 寄付金額 総計30万円
 「8月28日に佐賀県を襲った記録的豪雨で、冠水や浸水被害、土砂災害が多くありました。また9月9日には台風15号が千葉県に上陸。電気や水道などライフラインが遮断されて大勢の人が苦しんでいる報道を見て心が痛みました。佐賀にも千葉にも競輪を応援してくれているファンがいます。私はプロスポーツ選手として何ができるかを考えて、佐賀県、千葉県へ15万円ずつ寄付させていただきます。自然災害からの1日も早い復興、復旧を願っています」
 また、14日~16日の川崎競輪に参戦中で、改めて今回の行いについて取材すると「大きいレースを勝ったら寄付しようと決めている。こないだはオールスターで勝てたので寄付しました。(寄付をする理由について)ファンや応援してくれる人、ガールズケイリンができることに対しての感謝ですね。次は競輪祭が大きいレースで控えているので頑張りたいです」と語ってくれた。

本吉慶司記者

2019年10月15日 13時27分

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