選手会千葉支部が100万円を寄付

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熊谷俊人千葉市長(写真左)と中村浩士支部長(同中央)、篠崎新純選手

 日本競輪選手会千葉支部の中村浩士支部長とガールズケイリンの篠崎新純選手が、11月1日に千葉市役所を訪れ、令和元年台風15号及び19号で被害にあった方々への災害支援寄付金として100万円の目録を熊谷俊人千葉市長に手渡した。
 寄付金は、先月の5日から4日間に渡り松戸競輪場で開催された千葉競輪開設70周年記念「滝澤正光杯in松戸(G3)」でのグッズ販売の収益、中村支部長、篠崎選手、それぞれの10万円の寄付などによる84万5678円に加えて、29日に行われた「第46回南関東地区プロ自転車競技大会」でも寄付を募り、それを合わせた100万円。「千葉の競輪選手のみなんさんのご厚意は大変ありがたい。市民も勇気づけられます。市民を代表して心から感謝申し上げます。寄付金はもちろんですが、注目度の高い方たちが(復興支援のために)お声をかけていただき、競輪の存在(意義が)が高まる。千葉競輪にもっと目を向けていただく、いい機会だと思います」と、感謝した。
 「今回は、(9月15日からの)武雄開催の時に優勝した賞金の一部を寄付させていただきました。武雄開催の時に毎日(台風被害に関する)ニュースが流れていて、胸が苦しくなる状態でした。それで何か私にできることはないか、力になれることはないかと思い。まずはプロとして1着を目指すこと優勝することが第一。それで優勝して、何か力になれればなと思い一生懸命走らせていただきました。今後も私なりに何か考えてどんどん行動をして、一刻も早く復興ができるようにと思っています」と、9月武雄F2シリーズで通算14回目の優勝を飾った篠崎は、地元復興への思いを語った。

竹内祥郎記者

2019年11月1日 18時55分

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