第47回 ベスト尽くせた二次試験 2019年1月11日
先輩からお借りしたオロナイン軟膏!色々と考える人はいるものです。ケツメド(関東ではお尻の穴)に塗っている間に先輩は医務室へ呼ばれて行きました。すると後ろに並んでいた人が「すみません、良かったら分けて貰えないですか」と。人のいい俺達は先輩も医務室だし、「いいですよ」と貸してあげました。テスト問題などを話しているうちにオロナイン軟膏の事など忘れて順番を待っていると、かなり後ろの方から何やら叫んでいます。よく聞いてみると、「すみません、オロナインが終わってしまったんですけど!」。ヤベッいつの間に!?競輪学校の試験には決められた物以外は持ち込めません。後ろに並んでいる人達は、医務室から回ってきたと思って叫んでいるのです。回した俺達はどうする事も出来ず、知らないフリをしたり、寝たフリをしてゴマかしました。
医務室から出てきた先輩は、自分のオロナイン軟膏がそんな事になっているとは想像もしなかったでしょう!先輩からは「俺のオロナイン軟膏は?」と聞かれなかったので、一件落着しホッとしたのを覚えています。オロナイン軟膏を塗っていたおかげで、俺のメド検査は順調に痛みも無く無事に終わりました。そんなこんなで二次試験も自分なりにベストを尽くせたので悔いはなく、あとは結果を待つばかりです。結果が出るまでドキドキな日が続きました。素行調査もあり、近所へ調べが入ると噂されていたので、いつも以上にご近所さんへの挨拶や礼儀はしっかりした思い出があります(笑)。