伊藤旭選手熊本Ｓ級１班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　７月のチャレンジデビューから４場所目の８月武雄ＭＮで初優勝を飾った伊藤。そこから波に乗り、９連勝でＡ級２班に特別昇班を果たした。昇班初戦の10月武雄は準決勝で落車のアクシデントに見舞われたが、続く同月別府、11月武雄ＭＮと連続Ｖを達成。予想以上に善戦している。
　「１、２班戦に上がって１場所目に落車したんですが、そのあとは自分が思っていた以上にやれてますね。落ち着いて走れています。チャレンジのほうがバタバタしている感じでした。落車で手の健を痛めて１週間くらい休んでから乗り始めて最初の頃は違和感があったけど、いまはもう大丈夫です。でも、最近は小さいレースが多いので、内容も重視して走りたいですね」
　在所成績は14位。2018年ジュニアオリンピック自転車競技大会のケイリン、スプリントの２種目で優勝するなど競技経験は豊富で養成所時代から競走センスは光っていた。
　「脚質はダッシュタイプなので、そこを生かした走りをしていこうと思っています。もうちょっと長い距離も踏めるようにしたいですね。デビューして１年以内にＳ級に上がることが目標なので、来期は（Ｓ級特進を）狙えるように、もっと力をつけます」
　117期の熊本の同期は７人いる。恵まれた環境のなかで切磋琢磨しながら着実に成長している。
　「熊本の同期は自分を含めて４人が特別昇班している。負けられないという気持ちはあるし、やっぱり同期の活躍は刺激になります。普段は同期の松岡辰泰さんと松本秀之介、瓜生崇智さんら若手を中心にバンクで練習しています。練習の質が良くて、１本１本しっかり出し切れている。みんなそれぞれ脚質で持ち味が違うんで比較はできないんですが、瓜生さんのダッシュ力は本当にピカイチです」
　早期卒業の寺崎浩平に、山口拳矢、町田太我とＳ級ですでに活躍している同期と肩を並べる日は近い。

2020年11月27日更新

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