チャンスは逃さない
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回収率
回収率 3位
- 106%
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回収率
細川記者
高松宮記念杯はベストナインが出揃った。地元地区の近畿からは1脇本のみの勝ち上がりで、以前、ナショナルに在籍してた連係実績ある7中川に絶好の番手が舞い込んだ。
「特別競輪の決勝は今回で4回目。その内2回優勝しているから乗れさえすればほぼ勝っているんですよ。まあなかなか乗れていないけど(笑)」と優参を決めて表情を緩ませる。「雨でスリップしてカマせなかったけど、ホームから行けていればラインで決まった。そのあとワッキーの番手に巧く入れて差せそうだったけど、またホームでスリップ。雨じゃなければ差せてた」と冷静に準決を振り返る。すでに1脇本のスピードとカカリを体感しており、決勝でスンナリと番手を回れれば優勝のチャンスは十分にあるだろう。
3日目にしてようやく白星を掴んだ1脇本は松戸ダービーほどのデキではなく、決勝の戦い方を考える。
「体のケアはできる限りしているけど、ここまで納得できるレースができていない。優勝も大事だけど、納得できるレースをしたい。それが決勝でできないようでは、一発勝負のグランプリは夢のまた夢ですから」と今節は持ち前のダイナミックな仕掛けが影を潜めており、最終日こそ思い切った仕掛けにでそうで、番手の7中川に今年2度目のタイトルチャンスが巡る。