超一流のハンドル捌き
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的中率
的中率 1位
- 40%
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的中率
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- 回収率
- 85%
細川記者
競輪界最強のオールラウンダー1古性がスピード豊かな7寺崎を的確にリードして決勝に駒を進める。
グランプリの出場権のかかった二人を背負う3郡司や世界で戦う4中野も決して侮れないが、一瞬で捌き切る超一流のテクニックで別線を退ける。
「ダイヤモンドレースは1着を取れなくて、ここ最近の中で一番悔しかったですね。準決勝はその分もしっかり頑張りたいですね。寺崎君はもともと強いですけど、最近は競輪選手としても成長していますし、しっかり〝競輪〟をしてくれているので。自分はしっかり番手でできる限りサポートができるように頑張りたい」
1古性はS取りも早く、2菅田も早い。1古性の選択肢としては正攻法に構えるか中団取りで、外枠の南関勢は後ろ攻めとなりそう。1古性がSを取って7寺崎が正攻法の構えなら南関勢は突っ張るだろう。それでも強引に叩きにくれば、1古性が番手を捌く可能性もあるだろう。
7寺崎が中団からの組み立てとなれば4中野の突っ張りを期待しつつ、南関ラインのほころびを探しつつ捌きそう。7寺崎が逃げる4中野を射程圏に3郡司よりも先に仕掛ければ、1古性が最大限に援護しながらシャープに抜け出す。
いずれにせよ1古性が抜群のテクニックで別線の思惑通りには運ばせないはず。1古性自身も安易な番手まくりというよりも、最大限に7寺崎を庇いながらの運びになるはずで、2着目も押さえておきたい。