- 新田
- 祐大
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信頼を受け、初の1位
「耐え切れなかった。頭では大丈夫と思ってたけど…」
チームを立ち上げた競技と本業による過密スケジュールが尾を引いて、サマーナイトフェスティバルでは今年初めて決勝進出を逃した。しかしながら、2月の全日本選抜で渡邉一成を初戴冠へ導くと、6月にはまくりで高松宮記念杯を制し自らもグランプリ出場を決めた。
「(今年は)自信を持っていけているっていうのがあると思う。その前の年から絶対に勝ちたいっていう気持ちでやってきているし、それを引き続き持ち続けたい」
ケタ違いの爆発力を武器に、その安定感はいまや輪界ナンバーワン。高松宮記念杯も絶好調とはいえないなかでの優勝だった。
「あの時もデキはそこまで良くなかった。だから、目標も決勝進出だったんですよ」
状態に関係なく結果で応え続ける新田を多くのファンが支持。今年は初めてファン投票1位の座に輝いた。
「もうオールスターまで競技はない。1位とは思ってなかったしうれしい。マイナスになることはないんで、しっかり期待に応えられるよう仕上げていきたい」