
脇本雄太
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ファン投票1位、ここで魅せる
来年に東京五輪を控え、競技への比重が大きくなるなかで、19年の始動となった3月の大垣ウィナーズカップを着で優勝。続くゴールデンウイークの松戸ダービーを4連勝の完全V。“脇本一強”時代を印象づけた。が、6月の岸和田、高松宮記念杯では着。ファイナルに進出し、連係した中川誠一郎が優勝を遂げ力を示したものの、G1連覇を期待したファンにとっても、脇本雄太自身にとっても納得のいくものではなかった。
「ここまでの3日間が悪くて、自分で何かを変えようと思った。悪いなかでもここまで戦えることを証明できた。ここから調整して、次のオールスターに向けて頑張りたい」
競技大会でのロシア遠征による腰痛の影響も少なからずあった。それだけに、初のファン投票1位に輝いたオールスターでの巻き返しは必至だろう。