• 久留米競輪場開設67周年記念第99回中野カップレース6/25〜6/28

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 久留米 06/25

小川真太郎

小川真太郎

 2年ぶりとなった久留米記念は守澤太の優勝で閉幕した。しかし、惜しくも優出を逃した選手たちも最後まで奮闘。特に初の記念参戦となった小川真は5123着と存在を十分にアピール。次走の小松島記念に繋がる力強い走りを見せた。

 「初日が悪くて、エンジンのカカリが遅かったですね。今後の課題です。でも、今回はある程度できたかなと。次は地元(小松島記念)なので、良い流れになったし、その前に一本記念を走れて良かった。小松島はもっと元気よくいきます」

 吉田拓は準決勝で敗退。しかし、今開催で得たモノを昇華させ、さらなる飛躍を誓う。

 「決勝に乗りたかったですね。準決勝は出切って油断したので、最終日はホームでカカるようにしました。良い勉強になりましたね。次はサマーナイト。そこに向けて、やっていく練習内容はもう決まっています」

 坂本貴は初日特選を逃げ切るなど1271着。しかし、自己ジャッジは厳しい評価。

 「まだ先行させてもらっているだけ。準決もさせてもらっているのに(負けてしまった)。出させてもらうのではなくて、自分からして。苦しい展開になっても残れないとダメですね」

滝本泰行

滝本泰行

 最終日の9レースにはレインボーカップA級チャレンジファイナルが行われた。勝ったのは滝本泰。最終ホーム7番手から徐々に車を押し上げると、2角から踏み込み前団をひと飲み。A級2班へ特別昇班を決めた。

 「よほどカカっていないかぎり、そこ(最終ホーム)か2コーナーで(仕掛けよう)と考えていました。苦手なまくりも思いのほか出ましたね。(昇班後も)先行基本は変えずに。畝木(努)さんや取鳥(雄吾)さんに追いつけ、追い越せで頑張りたい」

 瀬戸晋は滝本目掛けて仕掛けるも、まくり切れずに2着。

 「うまく中団を取れるようにと、頭では勉強してわかっているんですけど体が…。良い経験になりました。特進って形になったので、(昇班後は)積極的に攻めたいです」

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